なぜ、防災キャンプを体験するのか?

キャンプは日常とは違う体験を経験することができる野外活動の1つです。テントを設営し、椅子に座って風を感じたり、薪に火をつけて焚き火をすることで、火のゆらぎをじっくり堪能したり、テントの中で雨音を聞いて楽しんだり、楽しみ方はいろいろとあります。

そんなキャンプですが、防災に活かすこともできます。
防災キャンプを体験して、「災害が起きたとき」のことを疑似体験することで、災害時に役立つ防災に関するスキルや知識を身につけていきましょう!

学習の内容

防災キャンプでは、「非常食を食べてみる」、「火を起こしてみる」や「水をろ過してみる」、「防災トイレを経験する」、「寝袋で寝てみる」などの日常では経験しないことを体験していきます。

1.非常食体験

日常で食べているご飯やおかず、お菓子にジュースなどは被災したときには容易に食べることができなくなります。最低限の物資で生きなければならず、生きていくうえで、食料はとても重要なものです。

この非常食体験では、「アルファ米」などの日常生活では食べない非常食を食べておくことで、家族の味の好みや備蓄する量について考える機会にしていきます。


2.火起こし・水の濾過・防災トイレ体験

「アルファ米」を食べるためには「水」が必要です。お湯を沸かすためには「火」が必要になります。水道が止まってしまうと、水洗トイレは使うことができません。

たとえば、川の水を飲むためには「濾過」して「煮沸」することが望ましいでしょう。それを行うために必要な「浄水器」を使ってみたり、「薪から火をおこす」ことを体験してみましょう。
また、防災トイレを事前に使ってみることも大切です。


3.いつもと違う寝床体験

テント生活をするためには、設営のやり方、ロープの張り方、雨への対処、風への対処など多くの経験が必要です。普段からキャンプをしている場合は経験を積みやすいですが、そうでない場合は事前に練習することが重要です。

いざとき時にテント生活に困らないように練習をして準備をしておきましょう。

防災キャンプを希望される場合

キャンプは趣味だけでなく防災に役立つ実践的なスキルとして重要な役割を担っていると思います。
でも、せっかく用意した防災道具は、使ってみないともったいないです。
また、何を揃えればいいかわからない場合は、購入する前に実際に体験することがお勧めです。

防災キャンプ教室では、「日帰り防災キャンプ」と「1泊防災キャンプ」の2種類があります。
ご自身のご経験に合わせてお選びください。

開催日/開催場所/支払方法について

・開催日について
体験日時のご相談があってから日程を調整します。
「日帰り防災キャンプ」は毎月1回程度です。
「1泊防災キャンプ」は3〜4ヶ月に1回程度です。
※ご予約のタイミングによっては、複数組での防災キャンプの実施を行うことがあります。

・開催できるキャンプ場
豊川市:BamBoo's
※防災キャンプ教室を開催できるキャンプ場を募集しております。ご興味のあるキャンプ場の運営者様においては、お気軽にお問い合わせください。

・対象について
全年齢(18歳未満の未成年は保護者同伴)

・天候について
防災キャンプの体験となりますので、多少の雨天でも決行する予定です。
ただし、警報の発令・台風の接近など危険が伴う場合、開催予定のキャンプ場の運営者が施設の営業を中止した場合は、防災キャンプが中止となる恐れがあります。

・支払方法について
検討中です。

・キャンセル料について
検討中です。